色の移ろいに香りを灯す
色の侘び寂びを楽しむ「メタモカラー®」×「有田焼」のインテリア
<TIME VASE(タイムベース)/PILABOT>
概要-digest-
お湯を注いだ瞬間、うつわの色の変化に目を奪われました。

色を変えているのは、あの「こすると消えるボールペン」フリクション®の原点となった、温度で色が変わる「メタモカラー®」。器は磁器の名産地・佐賀県有田の職人の手仕事です。

そして、このうつわにはもうひとつの顔があります。
アロマポットです。
香りのある暮らしに、憧れはあるけれど。
キャンドル式のアロマポットは火が心配。電気式のディフューザーは、生活感が出てしまう——。
『TIME VASE(タイムベース)』は、お湯を注いで、エッセンシャルオイルを数滴たらすだけ。火も、電気も、使いません。
香りは鼻で、時間は目で。ふたつの感覚で楽しめる、今まで見たこともなかった新しいかたちのインテリアを紹介します。
同じ模様は、二度とあらわれない
よく見ると、色の濃淡は均一ではありません。

工夫された造形が生む、左右不均一な蒸気の流れ。その日の気温、お湯の量、部屋の空気——さまざまな条件が重なって、そのとき限りの模様が浮かびます。

今日、あなたが目にする模様は、今日だけのもの。一期一会です。
左右で濃淡が揃わないのも、このうつわの味。完璧ではないものにこそ、人は美しさを見いだす——そう、侘び寂びの心に通じる楽しみ方といえます。
気になる「色は一度きり?」
安心してください。色の変化は一度きりではありません。
メタモカラー®は温度に反応して変色するインキ。お湯を注ぐたび、何度でも色の移ろいを楽しめます。

色の戻る速さは、その日の室温やお湯の量で少しずつ変わります。今日はどんな速さで帰っていくのか——それも楽しみのひとつです。
2色どちらの色を楽しみますか
「紺から青磁」は、深い紺からあざやかな青磁へ。柑橘やハーブ系の、凛とした香りになじむ色のうつろい。

「闇に朧月」は、やわらかな黒から朧月のような濃淡の墨色へ。ウッディやラベンダーなど、夜の香りによく似合う色の変化。

色が教えてくれる、香りの時間
お湯を注ぐと、あざやかに色が変わる。それに呼応するように、香りが部屋中に優しく広がります。

そこから約30分から60分。お湯が冷めるにつれて色は少しずつ元へ戻ります。やがて香りが薄れる頃、磁器はまるで深い夜のような暗さに。旅先で感じる寂しさにも似た切ない気持ちに。
つまりこの色は、目に見える「香りの砂時計」。
タイマーも時計もいらず、色をひと目見れば、香りの時間がどの辺りかわかります。
満ちて、移ろい、静かに引いていく。桜や月を愛でるような、和の感性に触れるひとときです。
お湯を注いで、オイルを数滴。それだけ
使い方は、うつわの半分ほどまで熱湯を注ぎ、お好みのエッセンシャルオイルを数滴たらすだけ。

湯気とともに、やさしく香りが広がります。12畳の部屋で3滴たらすと30分から60分ほど楽しめます。

器具の組み立ても、火の始末も、コンセントの位置に悩むこともありません。寝る前のひととき、在宅ワークの合間、来客の前に。思い立ったらすぐ、香りを灯せます。
火も、電気も、使いません
熱源はお湯だけ。炎を灯さず、コードもないので、置き場所を選びません。

読書の傍らに、ベッドサイドに、仕事机の隅に。うっかり寝てしまっても、火の心配はありません。

※注いだ直後はうつわとお湯の熱によるやけどにご注意ください。
職人の手から生まれる、数のすくないうつわ
ベースの器をつくるのは、日本を代表する磁器の産地・佐賀県有田の職人たち。インキの塗布まで、すべて手作業です。

そのため、たくさんは作れません。ひとつひとつに、職人の手の時間が宿っています。

正直、香りを楽しむだけなら、もっと手頃な道具もあります。
……でも。香りの時間まで目で楽しめるうつわは、ほかにありません。ふだんは時間をたのしむインテリアとしてお部屋のどこにでも飾れて、うつわとしての佇まいも一級品です。

香りが好きなあの人へ。退職祝いや還暦祝い、大切な人の節目に。「ゆっくりする時間を贈る」という意味を込めて。
ブランドストーリー
筆記具大手のパイロットコーポレーションには、PILABOTというラボがあります。「人と創造力をつなぐ。」ために筆記具の枠の外へ挑戦する、社内ベンチャーのようなチーム。彼らがテーマに選んだのは「時間」でした。

こすると消えるボールペンで培ったインキの技術を、創造的な時間を味わう道具に使えないか——。有田焼の職人、社内の開発チームとともに試作を重ね、生まれたのがTIME VASEです。
<仕様>
・用途:アロマポット(エッセンシャルオイル数滴)/インテリア
※エッセンシャルオイルは付属しておりません。
・素材:磁器(佐賀県有田製)/表面にメタモカラー®塗布
・カラー:紺から青磁/闇に朧月
・使い方:熱湯(80℃~100℃)をうつわの半分程度まで注ぐ(30〜60分かけて元の色へ)
・企画:PILOT Corporation/PILABOT
・日本製(すべての製造を日本国内で行っている)