一家に一台ならぬ”バッグに1本ペンタゴン”
バッグに常備しても気にならない超軽量折り畳み傘
<pentagon67/Amvel>
概要-ダイジェスト-
駅から出たら、突然の雨。車からお店まで、チョットだから濡れてもいいか。
保育園の迎え、我が子と濡れながら抱っこでダッシュ。
今まで諦めていた突然の雨。
これからは毎日、バッグの中の、”ペンタゴン”が、あなたを急な雨から守ります。
こちらの五角形の傘、バッグに入れた時の負担を想像してみてください。
驚くなかれ、折り畳み傘『pentagon72(ペンタゴン72)』は、重量なんと72g!。プリン一個分程度の超軽量級。
収納時は太さ3.5cm長さ21cmまで縮む、ミニマム傘なんです。
傘を入れてバッグを持ち上げたら、ほとんど重さが変わっていないことを実感できます。こんな体験は初めてでした。
名古屋の傘ブランド『Amvel(アンベル)』が、独自の技術を詰め込んだミニマム傘は、重量わずか72gにも関わらず、拡げたときの直径はナント79cm。
小型化や軽量化した商品で心配なのは、その強度ですが、親骨にカーボンファイバーを使った丈夫な傘は、風速15m/sの強風試験にも耐えました。
あまりのコンパクトさで、毎日使いのバッグに「入れっぱなし」にしていることを忘れるくらい!
「夕立ち」「ゲリラ豪雨」「線状降水帯」これからは晴れの予報でも、バッグに万が一の傘を入れておく時代。
超小型なのに頑丈な『pentagon72(ペンタゴン72)』。
一家に一台ならぬ”バッグに1本ペンタゴン”。
傘の備え方を見直してみませんか。
傘ベンチャー『Amvel(アンベル)』
『pentagon』シリーズの歴史は2016年から。
発売からわずか4年間で、79、72gと着実にバージョンアップしてきたスピードスター。
企画・製造は名古屋の傘ブランド『Amvel(アンベル)』。
元々は傘の老舗卸会社に勤めていた、Amvel代表の辻野氏。
勤め先が破産し、発注済みの企業からなんとか傘を納品してほしいと懇願され、背中を押される形で起業。元部下の2人と共に創業します。
かつて取引関係にあった企業に声を掛けたところ、
「この3人が独立するなら。」
『Amvel(アンベル)』の”理想の傘造り”チームが揃いました。
慣例では、実績のないベンチャーが取引できない中、辻野氏をはじめ、創業メンバーが培ってきた知見と信頼があったからこそ、業界の実力者たちからの協力が得られました。
今では、日本のデザイン界の代表メンバーがセレクトする、松屋銀座7Fのデザインコレクションで『pentagon』シリーズが採用されるほどの存在になりました。
強さの秘密はカーボンファイバー
傘に使われる骨組みの中で、布素材を支えるためのメインフレームを「親骨」と呼びます。
『pentagon72(ペンタゴン72)』は、「軽さ」と「丈夫さ」を両立させるため、国産の原材料を使った、良質な「カーボンファイバー」を「親骨」に採用。
航空機で採用されるほどの、指折りの素材。
飛行に耐えるだけの強度と軽さが必要な「航空機」で使われることが、「カーボンファイバー」のポテンシャルの高さを物語っています。
穴を開ける加工が必要な「補助骨」や「シャフト」には、丈夫さと加工への耐性を優先し、「アルミニウム」を採用。
実際に手で持って、強度を確かめて驚きました。
しっかりとした硬さはもちろんのこと、しなやかな「しなり」もあるため、強風に煽られにくいのが分かります。
「傘フレームの樹脂」や「ハンドル部分」には、「ポリカーボネート樹脂」を。衝撃に強いです。
どんなにメインパーツが丈夫でも、サブパーツが壊れてしまい、悲しい思いをしてきたことの多い私にとって、細かい部品まで素材にこだわっている『pentagon72(ペンタゴン72)』は安心して長く使える品。
圧倒的な軽さで、折り畳み傘として業界を驚かせた『pentagon72(ペンタゴン72)』。
リリース以降、模造品が乱立し、中には耐久性を度外視した粗悪な品も多かったそう。
『pentagon72(ペンタゴン72)』は、でたらめに軽量化を追うのではなく、「強度」もしっかり設計されています。
長く使えるプロダクトは、間接的にゴミを削減します。地球にも優しい一級品。
15デニール極細の糸で織り込む
軽量化のためのこだわりは布素材にも。
糸は15デニール(ストッキングの糸と同じ太さ)の極細を採用しました。
ただし、細過ぎるために簡単に破れることがないよう、特殊な編み方を模索。
わずか1インチ四方(1辺が約3cmの正方形)の範囲に、ナント407本もの糸を織り込みました。とても密度の高い生地で、雨水をブロック。
極薄で軽い生地と聞くと、心配しないといけないのは雨水の漏れ。ここで、水への強さを数字でご紹介しましょう。
一般的な雨傘の生地では、「耐水度品質基準」という水への強さを表す数字が250mm以上。
これに対し、『pentagon72(ペンタゴン72)』は696mm。ゆうに2倍以上の数値を誇ります。
しかし、このように密度のある生地は、やはり硬くなりがち。
でも、『pentagon72(ペンタゴン72)』の15デニールファブリックは、高い生地密度にも関わらず、しなやかな素材感を残しています。
実際に折り畳んで収納してみても、かさばるストレスを、ほとんど感じませんでした。
機能性だけでなく見た目へのこだわりも
『pentagon72(ペンタゴン72)』の縫製は、スッキリしたルックスの「ヒートカットプロセス」。
熱をかけて裁断するので、糸のほつれがでにくく、美しく仕上がります。糸による縫い目がないため、収納時の厚みを抑えることも。
風への強さは?
これだけ徹底して、すべての素材を厳選した『pentagon72(ペンタゴン72)』。
気になるのは、やはり傘としての強度。
軽さ「のみ」で差別化、とは『Amvel(アンベル)』は考えていません。かなりの強風でも問題がないことは実証済み。
持った感じがあまりにも軽く、とても15m/sの風に耐えられるとは思えません。しかし、強風に耐える力は本物です。
この試験は、正面から風をあてるシンプルなもの。
もちろん実際の風には強弱があり、持つ人の力次第で煽られて角度が変わることもありますが、ひとつの目安として風速15m/sに耐えられることが判っています。
「風速15m/s」とは「取り付けの悪い看板が飛ぶことがある。」というレベル。
これだけ煽られてフレームが歪んでも、しっかり元の形状を維持できるのは、やはり「カーボンファイバー」のしなやかさと力強さ。
傘を閉じて水を飛ばすと驚き
生地の表面には、Easy-Dry加工という特別な撥水処理が。
特殊な技術で撥水剤を微粒子化して、繊維の奥まで効果を染み渡らせているので、驚くほど水を弾きます。
それは、大雨でも傘を2~3回降れば、ほとんどの水滴が飛ばされるほど。
「AATCC-22法」というアメリカ繊維化学技術・染色技術協会の認める試験では、洗濯機で20回洗っても「水分が湿潤しない」ことを実証済み。
一般的な品質基準では、20回の洗濯で、簡単に湿潤してしまうことを踏まえると、『pentagon72(ペンタゴン72)』に品質の高さを感じます。
作り手の健康を守るペンタゴン
一般的に、撥水材は有害な成分が多く、作り手に重大な健康被害をもたらすことが問題視されています。
しかし『pentagon72(ペンタゴン72)』の生地は、エコテックス®スタンダード100認証工場で製造。
350以上の有害化学物質が対象の、厳しい試験にクリアすることで得られる認証で、安全な繊維製品を作る場として認められています。
工場作業員を守ることも、傘メーカーの大事な使命なんです。
これからの時代の、雨対策のスタンダード。
急な雨に、余計なビニール傘を増やすこともなく、微妙な天気の日に、大きな傘を抱えて電車に乗る必要もありません。”バッグに1本”ペンタゴンで、「安心」を持ち歩きましょう!
<仕様>
- 親骨サイズ:50cm
- 重量:約72g(傘袋除く)
- 傘生地の素材:ポリエステル100%