Feature
朝の一杯に、帆をあげて
特注家具の職人が削り出す、奥行き2.5cmのコーヒーペーパーホルダー
<coffee paper holder「yotto」/よはくを>

コーヒーフィルターに、定位置はなかった
朝のキッチンのカウンターに、白い小さな帆がひとつ。
オーク材の台から伸びた真鍮のフレームに、コーヒーペーパーがすっと立つ——朝の光の中、小さなヨットが浮かんでいるよう。
実はこれ、ペーパーホルダー。
これまで、袋のまま輪ゴムでとめて引き出しの奥にしまっていた。
そんなコーヒーフィルターを、『coffee paper holder「yotto」』は隠すのではなく、飾ることにしました。
見た目の可愛らしさも魅力ですが、飾るように配置させることで、必要な時にサっと取り出しやすい。

奥行き2.5cmという答え
奥行きは500円玉程度。2.5cm。幅14cm、高さ9.5cmと最小限の見た目は、ドリッパーやカップがひしめくカウンターで、わずかなすき間にすっと収まります。
収納できるペーパーは約15枚。毎朝1杯飲むあなたなら、およそ2週間で使い切るでしょう。

見せる収納の心配な点は『ホコリ問題』ですが、毎朝1枚手に取ると2週間程度で使いきれる量だから、その点は安心です。
特注家具の職人が、削り出す
作り手は、堀越太郎さん。埼玉県ときがわ町で、住宅や公共施設の特注家具を一点ずつつくる職人です。
建築設計を仕事にする父のもと、幼少期から図面に親しみ、学生時代はインテリア・プロダクトデザインを専攻。「デザインして作ったものを、市場に届けたい」——それが原点でした。
卒業後はインテリアコーディネートの会社へ。でも、家具を扱ううちに、つくる側に回りたくなった。学校に通い直し、家具工房で2年修業して、30歳で独立。
倉庫の一角を借り、機械は自己資金でそろえて約6年——根っからの、ものづくりの人です。

今は設計士や施工会社から図面を預かり、ミリ単位の精度で家具にするのが本業。直接のオーダーも受けています。
その同じ手が、この小さなヨットを削り出しています。
素材はオークの無垢材と真鍮。仕上げは、木肌に浸み込ませる植物性オイル。使い込むほど、風合いが育つ。

この帆は見た目のためだけではありません。真鍮のワイヤーがペーパーを立てて支えるから、型崩れせず、1枚ずつつまみ取りやすい——美しさが、そのまま機能になっています。

気を付けることは、ふたつだけ。
濡れたまま放置しないこと、食洗機に入れないこと。手作業ゆえの小さなへこみやささくれは不良ではなく、一点ずつ手でつくられた証です。
贈り物にも、自分の定番にも
白い箱に入って届くから、新居のキッチンに立つ友人への引っ越し祝いや、コーヒー好きの同僚へのちょっとしたお礼にも。税込2,970円という価格は、受け取る相手に気を遣わせないのも美点です。
金のフレームがキッチンに華やかさを演出。毎朝のコーヒーがまた楽しみになるでしょう。
盲点だったコーヒーフィルターの保管。ここにもこだわりを持ちませんか。

ブランドストーリー
「よはくを」は、堀越さんが特注家具の本業のかたわらで手がける個人ブランド。掲げるのは、日常の「余白」です。「物理的な余白というより、心のあり方」と堀越さんは言います。効率だけなら、フィルターは袋のままでいい。でも、そこにヨットをひとつ浮かべるだけで、朝の数分がふっとゆるむ。
<仕様>
・商品名:coffee paper holder「yotto」
・ブランド:よはくを(ホリコシ製作所)
・サイズ:W14.0 × D2.5 × H9.5 cm
・素材:オーク無垢材、真鍮
・仕上げ:植物性オイル仕上げ
・収納枚数:円すい形ペーパー 約15枚
・生産:日本製(埼玉県比企郡ときがわ町)
・お手入れ:濡れたまま放置しない/食洗機不可
・パッケージ:白箱入り

編集後記
白状します。私、コーヒーフィルターは長いこと「袋のまま輪ゴム」派でした。そんな私が、yottoを台所に置いた最初の朝。ペーパーを一枚のせた瞬間、ひとりで、ちょっと笑ってしまいました。あ、帆だ、って。
目が合うたび、今度の休みはゆっくり淹れよう、と思える。それだけでもう、迎える理由としては十分だと思うのです。
Information
朝の一杯に、帆をあげて
coffee paper holder「yotto」
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家族の時間を豊かにする——
そんな想いでご紹介しているアイテム。
皆さまから多くの高評価を戴いています。
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